
なんとクリスマス修正が到来!
「年末年始は上がるだけ!」
と高を括っていたら、DAXも大きく下落。
これは追い買いのチャンス?
それとも大きな修正の前兆?
どうすればいいの?
この記事の目次
クリスマス修正到来!
12月13日、DAX(ドイツ株式インデックス)は過去最高値を更新。
2万500まで逝きました。
「このままクリスマスラリーに突入、含み益倍増だ!」
と楽しみにしていたら、クリスマス修正の到来!
ひ~。
FRB(米連邦銀行総裁)が
「来年の利下げはせいぜい2回。」
と市場の期待をノックアウト!
「でもドイツには関係ないでしょ!」
との淡い期待をよそに、かっきり4%下落。

この程度なら、
「ミニ修正」
ですが、株価上昇を狙っていた投資戦略はおじゃん。
どうする?
利益確定を忘れるな!
投資初心者が必ず犯すミスが、
「利益確定の売り」
をしない事。
初心者の頃は
「株価はこのまま天まで上昇する。」
と楽観視。
売る機会を逃します。
が、株価が下落を始めると、
「蛇に睨まれた蛙」
で身動き不能。
大きくマイナスになってから、
「残るお金を救いたい。」
と損切り。
しかし投資しないと、老後資金が足りない。
そんな人は分散投資しましょう。
俗に言うインデックス投資です。
そうそう。
ドイツでは
“Am Gewinnmitnahmen ist noch keiner gestroben.”(利益確定が原因で死んだ人はまだ居ない。)
と、利益確定の売りを推奨しています。
言いえて妙。
BMW株 利益確保
DAXが2万500に達した12月13日、
「ここが最高値」
と直感。
休暇前のトランプショックで買った株の中で
https://pfad.tech/blog/trumpshock/
一番調子が良かったBMW株を売りました。

これがBMW株1ヶ月の株の動き。

赤色で買い、青色で売りました。
絶妙なタイミング!
キャッシュが出来たので、
「株が安くならないかな~。」
と調子のいい事を考えていたら、クリスマス修正到来!
なんという幸運!?
RWE株 追い買い
トランプショックで買ったドイツの電力会社RWE株。
下落が止まりません。

ひ~。
買値から10%下落したので追い買い。

これで買値は29ユーロ。
というのも、今、ドイツで電気料金が爆発。
ドイツでは総発電量の62%が再生可能エネルギー。
が、この時期は空は真っ暗で、風も吹かない。
その結果、電気不足。
隣国(フランス、ノルウエー、スウエーデン)などから緊急輸入。
お陰で電気代が爆発。
で、
そう、電力会社です。
だからクリスマス修正で真っ先にRWE株を追い買い。
この投資がうまくいったかどうか、春先にわかります。
クリスマス修正 シェフラー株追い買い
ついで
「自動車部品メーカーシェフラー」
の株も追い買いしました。
見てください、この購入内訳。

銀行が手数料を多くかしめるため、7回に分けてオーダーを遂行。
手数料が7回分、取られました。😢
シェフラーは自動車部品メーカーですが、特に電気自動車部品に特化。
今、
- 売り上げ減
- 利益減
- 工場閉鎖
- 人員解雇
で格闘中。
いい子は買ってはダメ。
私は7年前に12ユーロで購入。
今、4ユーロ。
たくさん追い買いしたので、買い値は5.6ユーロ。
来年は黒字になるんじゃない?
配当金が7%出るので、そんなに気にしてない。
クリスマス修正 新銘柄 Carl Zeiss Meditec
クリスマス修正を利用して、
「新銘柄」
にも手を出しました。
その会社は
“Carl Zeiss Meditec”(カールツァイス メディテック)
です。
分かりやすく言えば、ニコンのドイツ版。
もっともカメラはもう、作っていないが。
今、株価がボロボロ。

こんなに株が安かったのは6年前!
チャートを見る限り、
でしょ!
「ま、買えなくてもいいかな。」
と
「安値オーダー」
していたら、
![]()
市場オープンから1時間もしないで、オーダー完遂。
後からチャートを見ると、

「一瞬の安値」
でオーダー完遂してた。
素晴らしい読みじゃない?
ちなみにこの銘柄、配当金は
「雀の涙」
なのであてにはできない。
純粋な
“Long-shot-Inverstment”(乗るか反るか投資)です。
会社概要
カールツアイス メディテック(カールツアイス医療品機器)
という会社名が語る通り、
- 半導体部品(ウルトラ紫外線掃射装置)
- 医療機器
- 測量機器
などを製造しています。
でも最大の稼ぎ頭は半導体部門。
日本政府が、
「半導体先端技術を日本に取り戻せ!」
と官民一体で作ったラピダス。
そのラピダスの工場に入荷されるのは、ニコン製!
ではなくて、ASML製の半導体製造機械。
そのASMLの半導体製造装置欠かせないのが、カールツアイス メディテックのウルトラ紫外線掃射装置なんです。
今年、ASMLは最新の半導体製造装置
“High NA EUV”
をインテル社に納入。
一台55億円もする140トンの化け物です。
そのマシンには誇らしげにカールツアイスのロゴが映っています。
今更、AI関連企業に投資するのはリスク。
でもカールツアイス メディテックなら、
「すでにほぼ底値」
なので、低リスクでAIブームに相乗りできる?
ちなみに会社は12月に業績予測を下方修正して、
「2025年も大きな改善は見込めない。」
と言っています。
BMW投資のように、
「1ヶ月で売れる。」
というわけにはいきません。
お覚悟を!


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