スキャンダル ドイツの最新情報

ワイヤーカード 粉飾決算事件 消えた19億ユーロ

投稿日:2020年6月30日 更新日:

ワイヤーカード 決算粉飾事件 消えた19億ユーロ

今回は ワイヤーカード 粉飾決算事件を取り上げます。

当時、ワイヤーカードはトップ企業30社で構成される DAX のメンバー。

その企業の粉飾決算が暴露され、倒産に追い込まれた。

DAXの構成員が倒産したのは、ドイツの経済史上初めての事だ。

以下に詳しく取り上げます。

ワイヤーカード 何の会社?

事の始まりは1998年。

ネット上のセキュリテイープログラムを提供している起業家が、

「ネットショップとカード会社の間に入る中間決済業務」

のアイデアを社内で実験的に実施するために

“Wirecard”(ワイヤーカード)

というプロジェクトを立ち上げた。

事はとんとん拍子で進み、翌年にはワイヤーカードという

“Fintech”(銀行・支払い業界のスタートアップ)

が誕生した。

ネットビジネスの黎明期

Z世代には、

「何のことかわからない!」

だろうから、当時の状況を説明しておこう。

当時は珍しかったオンラインでの品物の購入。

私も興味半分でネットで本を注文したことがある。

歩いていける距離にある本屋から、本が届いたのは3週間後。

支払いにはクレジットカードか、口座からの引き落としのみ可能だった。

 

ここが味噌。

ワイヤーカードの創設者は、

「これからはネットビジネスがどんどん広がる。」

事を確信、ネット上での購入の際に支払いを処理するシステムを作ったのだ。

ビジネスプラン

そのビジネスプランはこう。

ネットで商品を購入する際にクレジットカード、あるいはデビットカードで支払うと、

  1. ワイヤーカードがお店に品物の購入代金を支払い
  2. その代金をクレジットカード会社に請求する

という形。

ワイヤーカードは支払いの中間業者なんです。

カード払いを選ぶと支払い画面で、カード番号を入れますよね?

消費者は

「購入店のサイト上で番号を入れている。」

と思ってますが、

あの画面、実はワイヤーカードのウエブサイトなんです。

 

質問
儲かるの?

 

取引をワイヤーカードが処理すると、カード会社等から手数料を取ります。

その額は微々たるものですが、

「塵も積もれば山となる」

と考えたわけです。

これが大当たり。

オンラインでの購入額が店頭での購入額を上回ると、ワイヤーカードの業績は右肩上がりで、留まる事を知らなかった。

ワイヤーカード 敏腕社長 マークス ブラウン

ワイヤーカードの彗星のような上昇は、大株主 & 社長のマークス ブラウン氏がいなければ、不可能だっという人もいる。

ブラウン氏はオーストリア人。

 

ウイーン大学で経済情報学を学んだ後、コンサルティング会社に就職した。

その後、ミュンヘンにある大手の会計会社 KPMG に転職。

そのバックグランドは、ワイヤーカードの社長にふさわしいものだった。

2002年にブラウン氏がワイヤーカードの社長に就任すると、

「有料エロビデヲサイトの支払い」

など、社長が先頭に建って新事業を次々に開拓した。

日本の会社だと重役は高給をもらって、椅子の上で居眠りするだけ。

倒産した JAL がまさにそんな会社だった。

ドイツではその真逆。

ブラウン氏は会社の先頭にたって社長自らセールスをした。

勿論、それには理由があった。

社長の給料の一部がワイヤーカードの株式で支払われるのだ。

すなわち会社の業績、ひいては株価が上昇することは、社長の最大の関心事だった。

が、そんなブラウン氏にも、

「やり手の社長に共通する欠点」

があった。

それは氏の非難を一切、聞き入れない性格だった。

ワイヤーカードの留まるところを知らない業績改善は、ブラウン氏を天狗にさせた。

社内では彼に正直な意見を述べる者は、ほとんどいなくなった。

これが粉飾決算を可能にした。

粉飾決算疑惑

「ワイヤーカードの決算報告は粉飾だ。」

と最初に指摘したのは、

「空売り」

を専門にした怪しげなブローカー会社だった。

ネガテイブキャンペーンの結果、50ユーロに迫らんとしていた株価は、30ユーロまで暴落した。

大方のアナリストは、

「謂れのない主張」

として、ワイヤーカードの業務内容を疑う者は居なかった。

ファインシャル タイムズによる疑惑報道

ところが今度は名声あるファインシャル タイムズが

「ワイヤーカードは監視の目の届かないアジアで、大規模に空取引を展開、会社の決算を粉飾している。」

と報道した。

参照 : sharedeals.de

 

ここでもアナリストの大半は、

「ファインシャル タイムズはブローカーの手先に成り下がった。」

と、ワイヤーカードを擁護した。

株価は一時的にショックで下げたが、その後は上昇を続ける無敵振り。

2018年、遂にワイヤーカードははコメルツ銀行をDAXから蹴落として、DAX に昇格した。

その株価は、ブラウン氏が社長に就任時の1ユーロから(ほぼ)200ユーロへ急上昇。

同社の株式の8%を所有するマークス ブラウン氏の財産は、ミリオンからビリオンに。

文字通りの億万長者になった。

氏の夢、

「世界企業の社長になる。」

が現実になった。

ところがファインシャル タイムズは、諦めなかった。

次から次へとワイヤーカードの詐欺を告発した。

実は内通者の通報で、ファインシャル タイムズは事実を知っていたのだ。

 

もっとも、当時はそんなことは誰も知らない。

結果、ドイツにおける同紙の名声は、(事実を報道していたのに)地に落ちた。

無能な監督機関 バーフィン

この状況を示す、今となっては信じられないエピソードがある。

ワイヤーカードは銀行として営業認可を受けている。

言うなれば

「支店を持たない銀行」

だ。

そしてドイツの金融業界を監査するのは、

“Bafin”(バーフィン)

という国の機関だ。

ファインシャル タイムズの度々の告発で、遂にバーフィンが動いた。

なんとバーフィンはワイヤーカードの決算を審査しないで、ファインシャル タイムズを誹謗中傷で告発したのだ。

 

これほど無能な監督機関は滅多にない。

もうひとつ例を挙げておこう。

バーフィンの職員はワイヤーカードの決算を監査しないで、株の売買をしていたことが(後に)明らかになった。

参照 : bundestag.de

 

「買った株が暴落しないように、監査をしなかったのでは?」

と疑われても仕方ない。

ワイヤーカード 終わりの始まり

しかし!

ファインシャル タイムズはバーフィンからの脅しに屈せず、さらに告発を続けた。

ある記事で

「2016~2018年度の決済は、大きな詐欺以外の何物でもない。」

と主張。

この告発を受けたマークス ブラウン氏は怒り心頭に達して、

かっての雇用主の会計会社、KPMG に2016~2018年次決済の再調査を依頼した。

 

これがブラウン氏、ひいてはワイヤーカードの「終わりの始まり」となった。

 

監査結果の発表

そしてKPMG が調査を始めた。

ここでブラウン氏も自身が犯した間違いに遅れながらも、気づいたようだ。

KPMG がワイヤーカードの資産、取引に関する資料を要求すると、その要求を無視した。

「大金を払うんだから、昔のよしみで、問題なしの報告書を書け。」

とでも言っているようだった。

ところがブラウン氏は株主に対して、

「KPMG の報告書がワイヤーカードの潔白を証明してくれる。」

と大宣伝。

しかしKPMG にも

「失いかねない名声」

がある。

結果、

「必要な情報が得られなかったので、詐欺は見つけられなかった。」

という報告書を作成した。

推定無罪

これを言いかえれば、

「推定無罪」

と呼ばれるもので、

「有罪である確率が高いが、証拠がないので無罪。」

 

という報告書だ。

ブラウン氏も、これはマズイと思った。

そこで報告書の発表を何度も先送りした。

しかし今更、後に引けず、報告書を公開するとショックが走った。

ワイヤーカードが何かを隠していることは明白で、株価は一時大暴落した。

しかし個人投資家の信頼は厚く、この報道で落ちた株価を利用して、

「優良株」

を買い漁った。

一方、銀行や投資会社などは、ワイヤーカードの株の所有率をがっくり落とした。

隠し事をしている会社に、大事な客の金を投資するのは危険と判断したのだ。

そしてこれは正しかった。

2019年次 会社決算発表の延期

2020年、ワイヤーカードはコロナウイルスを口実に、2019年次の会社の決算発表を三度も延期した。

 

本当の理由は全く別。

上述の通り、ファインシャル タイムズの度重なる報道にも国の監督機関は

「馬の耳に念仏」

だった。

しかしワイヤーカードの決算報告書を作成する会計会社には、

「要注意の鐘」

がガンガン鳴り始めた。

冒頭で述べた通り、会計会社は会社の収支を調べて、

「何処にもおかしな点がないことを請け負います。」

という

“Testat”

をしなければならない。

“Testat”

しかるに粉飾決算が見つかると、会計会社は

「入念な監査を怠った廉」

で被害額の損害賠償義務を負う。

もしファインシャル タイムズが主張するように、アジアでの儲けは

「空売り上げ」

であった場合、収支には説明のつかない部分がある筈だ。

その

「説明がつかない部分」

は実際に存在しており、

「フィリピンの銀行に預けているよ!」

と社長が主張する19億ユーロ(2500億円)もの大金だった。

この金の実在を証明する書類が欠けているのだ。

会計会社はこの不具合にもかかわらず、これまで”Testat”を出してきた。

しかしファインシャル タイムズの報道で、

「お金が実在する証明がない限り、”Testat”は出さない。」

と態度を変えた。

そこでワイヤーカードは決算発表を三度も延期した。

しかしDAXに上場されている会社が、コロナを理由にしても、いつまでも決算を先延ばしできるものではない。

そこで同社は

「6月18日、午前7時に”Testat”付きの決算発表を出す。」

と明言した。

決算発表 4度目の延期 – 終わりの始まり

ワイヤーカードは個人投資家のスターだった。

個人投資家は三度の決算発表延期にもかかわらず、その信用は揺るがなかった。

そして決算発表の日が決まると、

「それみろ!」

と株を買いあさった。

彼らはこの時点でも、

「決算発表で潔白が証明され、株価が急上昇する。」

と信じて疑わなかった。

今から思えばナイーブだが、それほどまでも個人投資家のヒーローだった。

2020年6月18日、フランクフルトにあるドイツ株式市場は、ワイヤーカードの決算発表が届くのを待っていた。

が、7時を過ぎても何も届いていなかった。

「何かおかしい。」

と誰もが思い始めた8時前、

「決算発表を延期する。」

という知らせが届いた。

株価大暴落

この知らせは

「樽をあふれさせる一滴」

となり、9時に株式市場がオープンすると修羅場になった。

「1ユーロでも高く売りたい!」

と個人投資家からの売り注文が殺到。

ワイヤーカードの株価は真っ赤に染まった。

日本と違いドイツの株式市場では

「ストップ安」

がかからないので、この日が終わってみると実に65%を超える下げ幅を記録した。

これはリーマンショックで倒産したHREの1日の下げ幅、72%に次ぐ

「第二位の堂々たる記録」

だった。

ワイヤーカード 社長 辞任す

ワイヤーカードは同日、株価暴落の責任を取らせて取り締まり役員を一人解雇した。

同時にフランクフルトの警察に、詐欺で被害届を出した。

社長のブラウン氏の見解では、

「会社には何ひとつやましい点がないのに、ファインシャル タイムズを筆頭にした詐欺師の被害にあった。」

という理屈だ。

翌日、株式市場がオープンすると、ワイヤーカードの株価は新たに40%を失った。

ワイヤーカード 株式チャート

ここに至り、社長のマークス ブラウン氏もようやく事態を把握した。

同氏が社長でいる限り、株価の暴落は止められないと悟り即日、社長から辞任した。

参照 : 社長辞任

 

この知らせを聞いた個人投資家は、喜んで激安の株を買いあさった。

お陰で株価は20ユーロまで回復したが、これが大きな間違いだった。

17億ユーロの借入金問題

大企業なら、どの会社でも借金(借入金)がある。

決算で有利なので、設備投資には会社の資産を使わず、借金をする。

ワイヤーカードも例外ではなく、銀行グループに17億ユーロの借金をしている。

この借金の条件が、

「”Testat”付きの決算発表を出す事。」

なのだ。

この条件をワイヤーカードが破ったため銀行グループは、

「借金の即刻返済」

を求める権利がある。

しかし17億ユーロもの大金を、すぐに用意できるものではない。

もし銀行グループが融資の即刻返却を要求すると、同社は即日、

「債務不履行」

になり倒産する。

銀行がどう反応するのか、同社の運命は細い糸で繋がってるだけだった。

この状態の会社の株を買うなど、無謀もいい所。

アナリストはワイヤーカードの株を、

「安いじゃん!」

と買い漁っている投資家に警告を発した。

しかし、

「一生で一度の大儲けのチャンス!」

と個人投資家は欲で思考回路は麻痺して、警告は投資家の耳には届かなかった。

消えた19億ユーロ

ここで焦点はワイヤーカードが主張している

「フィリピンの銀行に預けている19億ユーロの金。」

に戻ってきた。

会社はその証拠としてフィリピンの銀行担当者の署名が入った、

「銀行の残高証明」

を会計会社に提出していた。

ところがである。

週末になってこのフィリピンの銀行が、

「ワイヤーカードという会社は知らないし、取引はない。」

と声明を出した。

さらに始末が悪いことに、フィリピンの中央銀行も、

「ワイヤーカードはフィリピンに口座を持っていない。」

と、これをダブルコンファームした。

日曜日、ワイヤーカードはブラウン氏が居なくなって束縛から解放されのか、

「19億ユーロの金は存在していないと思う。」

と声明を出した。

来る月曜日、株価はさらに40%暴落したが、まだまだ終わりではなかった。

銀行グループ ワイヤーカード 融資継続で揉める

ワイヤーカードに大口融資しているドイツの銀行は、あのコメルツ銀行

Commerzbank

4億ユーロも出資しているという。

ドイツ銀行は8百万ユーロ。

ドイツ銀行にしては小銭の部類に入る。

当然、ワイヤーカードの株価暴落は、コメルツ銀行の株価を大きく引き下げた。

しかしそのコメルツ銀行よりも多額の金を融資しているのが、オランダの銀行だ。

ドイツの銀行が、

「今すぐ融資の返却を要求すると、倒産してしまう。しばらく時間を与えるべきだ。」

と主張したのに対して、オランダの銀行は、

「待っている間に、資産価値がゼロになったらどうする?」

と、融資の解約を要求していた。

ワイヤーカード 遂に倒産

この状況下でワイヤーカードは、

「銀行の融資継続は望めない。」

と判断、6月25日、会社更生法の適用を申請した。

参照 : spiegel.de

 

2019年度の決算発表の四度目の延期から1週間で、倒産となった。

ドイツの経済史上、DAX に上場されている会社が倒産するのは初めての事.

あの HRE でさえ成し遂げることができなかった新記録だ。

皆まで言えば、会社更生法の適用申請で株式はさらに75%も暴落した。

これまでの最高記録はHRE の72%であったため、こちらでも新記録の樹立となった。

株価暴落を利用して買いあさった個人投資家は、大火傷を負った。

(前)社長 マークス ブラウン氏 逮捕される!

ミュンヘンの検察局は、ワイヤーカード(前)社長のブラウン氏がオーストリア人であることから、

「逃亡の危険がある。」

として逮捕状を請求。

裁判所がこれを認め逮捕状が発行された。

氏はオーストリアに帰国していたが、逮捕状が出るとミュンヘンの警察に自首してきた。

これだけの大犯罪を犯したのに、何故か、潔い。

もっとも億万長者のブラウン氏がひとりで自首すると思ったら、大間違い。

優秀な弁護士を連れての自首で、弁護士は保釈金の支払いで釈放を要求。

裁判所は5百万ユーロの保釈金を設定すると、

「あっ」

と言う間に5百万ユーロが支払われ、ブラウン氏は即日、解放された。

取締役員 はロシアのスパイ!?

ミュンヘン検察局は、ワイヤーカードが真っ先にクビにした取締役員

“Jan Marsalek”(ヤン マーザレック)

に対しても発行された。

参照 : Jan Marsalek

 

氏は

「ワイヤーカードの黒幕」

の張本人で

「フィリピンの銀行口座にある19億ユーロの預金」

の発案者。

氏が部下を使って書類を偽造した。

そんな同氏が会社をクビになった後、ドイツやオーストリアで悠々自適の生活をしていると思ったら、大間違い。

実はマーザレックはロシアのスパイだったのだ!

 

その逃亡を助けたのは、オーストリアの諜報機関。

質問
なんで助けたの?

 

オーストリアは昔からロシアとの

「深い結びつき」

がある。

ロシア側からオーストリアの担当者に脱出工作の依頼が届き、マーザレックは

「オーストリア国家の庇護」

を使ってロシアに逃亡した。

ワイヤーカード 倒産の事後処理

今回のワイヤーカード スキャンダルは、

  • バーフィンの監査機能の欠如
  • 会計会社 EY の監査機能の欠如

があって、初めて可能になった。

結局、最後は EY が”Testat”を拒否した事で発覚した。

が、これまでの10数年、EYは”Testat”を出し続けてきた。

今後、 EY はお金を失った投資家からの

「損害賠償告訴」

を覚悟しなければならない。

その告訴に備えEYは、

「ワイヤーカードは犯罪的なエネルギーで詐欺を働いた。」

と言い訳して、辞任したワイヤーカードの社長に責任をすべて負わせようとしている。

同罪なのはバーフィンだ。

今から見れば漫才だが、ファインシャル タイムズを嘘の報道で告発するなど身贔屓もいい所。

バーフィンを監督する財務省は、全く役に立たないバーフィンを解散して、もっと強力な権力を持った組織を作るべきだ。

EU委員会もバーフィンの無能さに腹を立てており、査察を入れると言っている。

 

勝鬨をあげるファインシャル タイムズ

ワイヤーカードスキャンダルが発覚したのは、ひとえにファイナンシャル タイムズの記者、そして編集者のお陰だ。

ドイツ政府からの圧力に負けず、記事を載せ続けた。

本来はバーフィンや検察局や税務署がやる仕事を、一介の記者がやってのけた。

長く非難を耐え忍んできたが、ようやく世界中から賞賛を浴びることになった。

通常は海外の事には興味を見せない日本のテレビ局まで、まるで

「身内の手柄」

であるかのように勝ち誇り、ファイナンシャル タイムズの記者を賞賛していた。

「虎の威を借りる狐」

とはこのことだ。

そもそも日本のメデイアは権力にはたてつかない。

政権の飼い犬同然の存在だ。

スクープと言えばどうでもいい芸能人の情事や不倫。

なんで日本の報道機関には、政権や大企業にたてつく気概がないのだろう?

ドイツの(故)ブラント首相は、

「批判的な報道を辞める報道機関は、引退すればよろしい。」

と、権力にたてつく報道機関を褒めていた。

-スキャンダル, ドイツの最新情報

執筆者:

nishi

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


Warning: imagepng(/home/xflannel/pfad.tech/public_html/blog/wp-content/siteguard/789009002.png): Failed to open stream: Disk quota exceeded in /home/xflannel/pfad.tech/public_html/blog/wp-content/plugins/siteguard/really-simple-captcha/siteguard-really-simple-captcha.php on line 224

CAPTCHA


アーカイブ