
今回は皆さんも大好きなお金、すなわち 配当金 がテーマです。
今年の目標は
「配当金300万円(手取り)」
です。
将来的には400万が目標ですが、まずは300万。
果たして今年は、幾らになったでしょう?
この記事の目次
“Kassensturtz”(締め会計)
知り合いのドイツ人のおばちゃんが、
「ハンガリーのIT企業に投資して全損よ!」
と言っていたので、
「具体的に何をしていた会社なの?」
と聞いたら、
「知らないわ。」
と言ってました。
これが
「素人投資 失敗あるある」
です。
伝説の投資家 ピーターリンチ氏は、
と言ってます。
これを守っていたので、私の投資対象は
「ドイツ株100%」
でした。
すると配当金は、6月末には全部出揃ってました。
が、今年は
- イタリア
- デンマーク
- パリ
- フィンランド
- USA
まで投資対象を広げたため、未だに
「配当金 未払い」
の銘柄があります。
みんなで大家さんじゃないですよ。
まっとうな会社です。
でも、9割以上出揃ったので、期待を込めて
“Kassensturtz”(締め会計)
したいと思います。
AMEX
A,B,C,順なのでまずはAMEX(American express)から始めます。
全部で3回、配当金が出ました。
まずは5月に64,77ユーロ。
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そして8月に63.36ユーロ x 2。
追い買いしたので、2回分出ました。

合計 191.49ユーロ。
こちらで書いた通り、
税金は天引きされます。
これが明細。

赤い⇒である通り、元々は82USDユーロでした。
税金が引かれて63.36ユーロになりました。
この為、ここで上げる配当金はすべて手取りです。
Bank of Amerika
お次はBank of Amerka です。
全部で2回、配当金が出ました。
まずは5月に
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140.38ユーロ。
それから8月にまた
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同じ額面が。
7月のタイ休暇旅行中に
「利益確保」
したので、2回のみ。
合計 280,76 ユーロです。
Citi Bank
お次は Citi Bank です。
米国のメガバンクの中では
「そここそいい配当金」
を払ってくれます。
こちらは一回だけ支払いがあり、
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354,62 ユーロ。
言わずもがな、8月に利益確保済み。
株価が過去最高値を更新したからです。
株は買えば天まで届く
「ジャックと豆の木」
じゃない。
過去最高値の後に来るのは、修正です。
利益確保して、修正でまた買い直せば、
「一粒で二度おいしい。」
です。
ドイツ銀行
お次はドイツ銀行。
私の所有する銘柄の中で
「投資額が一番大きな銘柄」
です。
2025年の配当金(正確には去年分の業績に対して)は、
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5000,24ユーロ。
ごっつあんです。
でも税込みの配当額を見ると、

配当されたのは6800ユーロ!!
110万円を軽く超える額!
ドイツ銀行だけで税金が1800ユーロ。
高っか~!
配当金 DWS
お次はドイツ銀行の子会社の投資銀行 DWS です。
過去にここで
「投資信託会社です。」
と書いていたかもしれない、、、
そこで今回、訂正します。
私はそもそも、投資信託が何かわかっていない。
説明を読んでもわからない。
すなわち?
そう、
です。
今年は
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970,40 ユーロの配当金。
トランプ関税によるセルオフ時に安く買ったので、配当率は7%超え。
すでに利益確保済み。
9月、10月にクラッシュしたら、また買います。
ENEL
お次はイタリアの大手、電力会社 ENEL です。
配当率が6%超え。
年2回、配当金が支払われます。
最初の配当金は1月に出て、
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634.95ユーロ。
お年玉ですね。
言わずもがな、すでに利益確定済み。
配当金 LVHM
お次は株価低迷に悩むLVMHです。
わかりやすく
「ヴィトン」
と書きます。
ヴィトンも年2回に分けて配当金を払います。
最初の配当金は5月に出て

わずか420.42ユーロ。
しかし!
11月は800ユーロほど出る予定。
幸い、株価は
「5ヶ月半もの我慢の時期」
を経て最近、黒字になりました。
でも過去5か月間半、
「含み損に耐えた慰謝料」
を取るまでは売れません。
メルセデス
お次は配当銘柄のメルセデスです。
とっくの昔に利益確保すべきだったんですが、
「7%の高配当」
の誘惑に勝てず、売り損ねました。
です。
皆さんも、ご注意あれ。
結果、
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3478.11ユーロの配当金。
「そんなに出るなら、俺も!」
と思われた方、要注意。
業績悪化で来年の配当金は4.2%程度になります。
ねらい目は9~10月に来るクラッシュ。
株価が50ユーロ未満で買えば、配当率は5%です。
私も
「追い買い」
の機会を待ってます。
Novo Nordisk
お次はデンマークの製薬会社 Novo Nordisk です。
ひ~。
しかし!
嘆いている暇はない!
クラッシュに負けず、追い買い。
結果、30%暴落から1か月で黒字達成!!

青い⇒が黒字ラインです。
だから毎回、
「底値で売るべからず!」
って言っているわけです。
さらには8月に
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436.73ユーロの配当金。
次回は3月。
”Was will man mehr?”(他に何を望む?)
配当金 Salesforce
お次は米国の大企業 Sales Force。
会社の規模の割に
「雀の涙の配当金」
で有名。
支払われたのはたったの
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64,97 ユーロ。
夕食代にしからない、、
配当金が少ないから早く売りたいのに、
「含み損たっぷり」
なので売れない。
こういう時は
「根気比べ」
です。
「含み損」
が
「含み益」
に変わるまで、追い買いします。
“Koste es, was es wolle!”(幾らかかっても!)
SAP
お次は株価で
「ドイツで一番価値ある会社」
のSAP。
セールスフォースのライバルです。
こちらも
「雀の涙の配当金」
で有名。
支払われたのはたったの
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60.84ユーロ。
配当金 Schäffler
最後は今、
「飛ぶ鳥を落とす勢い」
の自動車部品メーカーシェフラーです。
過去、何度か紹介しました。
2024年は買収した
「電気自動車部品メーカーの販売不振」
で大赤字。
にも拘わらず、
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5147,31ユーロの配当金。
今、株価が高騰しているので、

利益確保のチャンス!
もし9月~10月に修正がこなければ、利益確保してタイに行ってきます。
配当金 今年は幾ら儲かった?【2025年度版】
今年は、配当金は全部で幾らになったでしょう?
計算してみます。
- AMEX 191,49
- BOA 280,76
- CITI 354,62
- Deutsche Bank 5000,24
- DWS 970,40
- ENEL 634,95
- LVMH 420,42
- Mercedes 3478,11
- Novo Nordisk 436,73
- Salesforce 64,97
- SAP 60,84
- Schäffler 5147,31
合計 1万7040,84ユーロ。
今日の為替レート

で換算すると、259万9482円。
今後、Novo Nordisk & ヴィトンの配当金が出ても、目標の300万には及ばない。
敗因
予想より配当金が低かった理由はふたつ。
- Nordea Bank
- 米国株を購入
です。
Nordea Bank は北欧(本社 フィンランド)にある銀行。
7%を超える配当金が出ます。
が、配当金が出るのが2月なんです。
株を買ったのが4月なので、配当金を逃しました。
言わずもがな、利益確定済み。
加えて米国株は総じて配当率が低い。
その分、利益確保で
「不足分を補って余りある利益」
が出たので、配当金目標に達しないのは仕方ない。
加えて今、利益確保お陰で十分な
”Schießpulver”(黒色火薬➡現金)
を確保。
修正が来れば今度は、
「配当率の言いドイツ株」
を買います。
もっとも配当金銘柄ばかり狙うと、株のパフォーマンスが落ちるので
が、欠かせません。
とりあえず来年は300万円突破を目指します。